断乳を行っている時に、ミルクを飲ませるのは必要であるのか疑問になる場合があると思います。
特に初めての子供の時には、分からない事が多いはずです。
もしもミルクを飲ませたとしても、子供が嫌がり飲まない事もあるはずです。
ではこんな時には、どうのような対処を行ったらよいのか悩みますよね。
そこでどうしたらよいのかを、紹介していきます。
子供が産まれて断乳を行う時までに、覚えておくようにします。
実際に断乳を行う時に実行出来るように、これから紹介する事を参考にしてみて下さい。
断乳の時期
断乳や卒乳などとも言われますが、厳密には若干に違いがあり、
- 断乳は、日時を決めておっぱいを飲むを辞めること
- 卒乳は、授乳の回数を徐々に減らしていきながら、子供が飲まなくなる・求めなくなること
を言うようです。
今回は断乳を行う時期について紹介します。
生後5~8ヶ月頃になると赤ちゃんの歯が少しずつ生えてきます。
そうなると離乳食のタイミングとなりますが、初期では離乳食と母乳(ミルク)を合わせながら徐々にその割合を変更していきます。
そして、離乳食後期、10か月~1年あたりが、断乳の時期・タイミングです。
断乳にミルクは必要なのか?
断乳をするのにミルクは、必ず必要というわけではではないです。
母乳で育った子供の場合
特に今まで母乳で育った子供は、慣れ親しんだお母さんのおっぱいではなくひんやりとした哺乳瓶のゴムを口に無理やり入れても嫌がる事が多いはずです。
大人も同じで嫌な事を無理に行っても、想像をするだけでも嫌です。
それならコップで試すと、何をやらされているのかが分からないために泣くだけになります。
今まで泣けば自分の要求が通ってきているため、泣けば済むと思っています。
おっぱいが欲しくなり、ひたすら泣いてしまい要求を通す子供にも育ってしまいます。
このため、断乳をするだけではなく育つ過程でもミルクは必要がないです。
ミルクを飲んで育った子供の場合
母乳ではなくてミルクを飲んでいた場合は、今まで飲んでいたので慣れているためすんなりと飲んでくれます。
泣いている時に飲ませると落ち着いてくれて、泣き止みます。
泣き止むが断乳を行っているため、元に戻ってしまう事があります。
泣く事でミルクをもらえるのを覚えてしまい、断乳の効果が薄くなります。
折角断乳を始めているのに元に戻ってしまっては、意味がなくなります。
お母さんは子供が泣いても我慢をして、なるべくミルクを飲ませないようにします。
断乳のおっぱいケアのやり方
断乳のおっぱいケアのやり方は、いきなり断乳を始めると母乳が多く生成されて直ぐに胸が張ってきます。
しかし胸が痛くなるまでは、母乳を出さないようにします。痛くなってきたら、圧抜きをします。
圧抜き
圧抜きとは母乳を絞るのではなくて、乳首や乳輪等の先の方を摘まむようにして少しずつ抜いていきます。
根元から絞ってしまうと、炎症の原因になってしまいます。
1日目から3日目
1日目から3回痛みが出た時に行うようにして、3日間過ごします。
4日目
断乳4日目の断乳のおっぱいケアのやり方になると、胸に溜まっている母乳を全て絞り出します。
1週間から1か月目
それから1週間したら痛くなって我慢出来ない時だけ、少しずつ圧抜きをします。
そして1週間経ったら絞り出すのを繰り返して、1か月の間に行います。
これを繰り返して、絞る期間を延ばしていきます。
断乳の終わりで注意
白い母乳ではなくて、透明な汁が出るようになったら断乳は終わりになります。
これを怠ると、次の子供が出来た時におっぱいが出なくなる場合があります。
おっぱいに溜まった古い母乳が細菌感染を起こしたり、溜まった母乳の脂肪分が乳腺に詰まる事で起こります。
断乳のおっぱいケアのやり方は、母乳を出し切ると断乳が出来なくなります。無理に断乳を行うと、乳腺炎を招いてしまいます。
断乳:まとめ
断乳の行う時にミルクはほとんど必要がないです。
特に母乳で育っている子供には慣れていないために、反対に嫌がり泣いてしまう事があります。
無理矢理飲ませる事はしないで、水かお茶を飲ませるので十分です。
そしてミルクで育ってきた子供の場合は、慣れているためすんなり飲んではくれます。
しかし簡単に飲ませると泣けば要求が通ると思い、常に泣くようになってしまうため飲ませない事が大事です。
おっぱいケアはしっかりと行い、二人目以降の子供を作る予定のある場合は特に重要です。
しっかりと行う事で、次も出るようになります。