生活雑感

痔のチェックリスト:お尻から出血!痔と間違えやすい13種類の病気

排便後、紙やウンチに血が付着していれば、誰もが驚きます。

初めての人は頭の中が真っ白になるでしょう。

痔のチェックシート

通常、肛門から血が出ることは無いため、臓器障害や悪性腫瘍(癌)、痔の可能性が考えられます。

そこで以下チェックシートを参考にしてみてください。

痔を患っているのか、気のせいなのか分かるかもしれません。

簡単!痔のチェックリスト

各々10個の項目を用意しました。

各パターンで、3個以上該当すれば危険信号、5個以上なら痔を患っている可能性が高いと判断できます。





【Aパターン】
女性である
慢性的な便秘だ
症状が現れる前より便が細くなった
排便時に裂けたような痛みがある
便を拭いた紙に血が付着している
便に付着した血は鮮やかな赤色だ
排便後も少しの間お尻が痛い
ダイエットをしている
水をあまり飲まない
食生活が偏っている
【Bパターン】
便秘と下痢を繰り返しがちだ
排便時にいきむことが多い
ウンチをしても残便感がある
痛みは無いが排便時に出血がある
出血は無いが排便時に強烈な痛みがある
肛門付近を触ると原因不明の膨らみがある
座りっぱなしや歩きっぱなしの生活を送っている
アルコールや甘い物、辛い物が大好きだ
冷え症である
妊娠中または出産を経験した
【Cパターン】
男性である
下痢が多い
ストレスを受けやすい
ずっと体調が悪い
肛門付近に異物感や不快感がある
排便時に鈍くて重苦しい痛みがある
肛門付近が熱っぽい
風邪でもないのに37度から39度の熱が出る
座っていても立っていても肛門が痛い
お尻がベタベタして痒い

それではパターンに応じて考えられる、痔の症状をご紹介します。

Aパターンは「切れ痔」

まずAパターンは「切れ痔」の特徴です。
肛門付近の皮膚が裂けており、裂傷部位に便が触れるため痛みを感じます。
切り傷と同じなので、痛みの割に血は出ません。
しかし、傷が深くなると炎症が起こり、潰瘍やポリープができます。進行すると肛門が狭くなるため放置はNGです。

Bパターンは「いぼ痔」

続いてBパターンは「いぼ痔」の特徴です。
発症に男女差はなく、医学用語では「痔核」と呼びます。
肛門の外側にイボができる「外痔核」は、出血よりも強烈な痛みで悩まされます。
肛門の内側にできる「内痔核」は、外痔核とは逆で酷い出血が起こります。
進行すると内痔核が肛門から飛び出すため、指で押し戻すなどの対処が必要です。

Cパターンは「痔ろう」

最後のCパターンは「痔ろう」の特徴です。
疲れている時に下痢を繰り返すと、直腸と肛門の境目のくぼみに便が付着して、炎症を起こします。
その部位からトンネル状の穴が空き、肛門付近の皮膚から膿が出てきます。
つまり、お尻のベタベタは膿が原因です。基本的に手術でしか治りません。
再発リスクも高く、切れ痔やいぼ痔より厄介な病気です。

※あくまで参考程度としていただき、病院での受診をおすすめします

痔のパターン

痔と間違えやすい病気:痔症状チェック

痔チェックシートを読んでみたけれど、これだと思える痔が見つからない。
それでもお尻で何かが起きているなら、違う病気の疑いがあります。
例えば以下13種類の病気を患うと、痔のような症状が起こります。

肛門から血が出る

大腸癌

結腸や直腸で発生する癌です。
残便感を抱いたり、どす黒い血の混ざった便が出たりします。
大腸癌の発生部位が肛門付近だと、真っ赤な血が出ることもあり、初期段階では痔との区別が難しいです。

大腸ポリープ

大腸の表面にイボができる病気です。
大腸癌の多くは、このポリープが大きくなったものと言われており、癌化の危険性を秘めています。
出血を伴う人もいれば、自覚症状の現れない人もいます。

潰瘍(かいよう)性大腸炎

大腸粘膜で炎症が起こり、血便が出る病気です。
炎症箇所が広がると、腹痛や下痢、発熱を伴います。
直接的な原因が解明されておらず、若い人(20代)ほど発症しやすいそうです。

虚血性腸炎

潰瘍性大腸炎と似ており、大腸粘膜での炎症によって血便や腹痛、下痢、発熱が起こります。
循環障害のため、血管や血流に問題を抱えている人ほど患いやすいです。
突発的に発症する病気なので、完治していなくても数日で症状が治まる人もいます。

肛門から血が出る

肛門が痛い

浮腫(ふしゅ)

余分な水分が溜まり過ぎて、手足が腫れることを言います。
いわゆる「むくみ」です。
ところが過剰に肛門を拭いたり、洗浄すると、皮膚が傷付き炎症を起こします。
浮腫ができれば、肛門付近が腫れあがるため痛みを伴います。

直腸肛門痛

肛門の神経や筋肉が、異常に緊張して起こる病気です。
原因不明のため、決まった時間に痛くなったり、突然激痛が走ったりと人それぞれで症状が異なります。

肛門から何かが出てくる

尖圭(せんけい)コンジローマ

肛門の内外に小さなイボができる、性行為(肛門性交)感染症です。
痛みはありませんが、悪化すると大腸癌を併発するかもしれません。

肛門ポリープ

直腸と肛門の境目で炎症が起こり、イボができる病気です。
いぼ痔(内痔核)や切れ痔と合併したり、肛門からイボが出てくることもあります。
ただし大腸ポリープとは違い、大きさを問わず癌化しません。

直腸脱

高齢の女性が患いやすい腸の病気です。
お腹に力を入れて排便すると、肛門から直腸粘膜が飛び出してくるのです。
肛門の筋力が弱いほど、直腸脱を起こしやすくなります。いぼ痔(内痔核)の脱肛と間違う人が多いです。

肛門が痒い

肛門が痒い

毛巣洞(もうそうどう)

尾てい骨に近い、お尻の割れ目が痒くなる病気です。
炎症によって膿が溜まるため、肛門に向かって流れてくればお尻がベタつきます。
毛深い人ほど発症しやすいので、男性に多く見られる症状です。

肛門掻痒(そうよう)症

座りっぱなしの生活や肛門の洗い過ぎ、皮膚炎、ぎょう虫により、肛門付近が痒くなる病気です。
ウォシュレットの普及により、肛門を洗い過ぎる人が増えているため、現代病の1つとも言えるでしょう。

膿皮症(のうひしょう)

細菌がお尻の皮膚に入り込み、炎症を起こす病気です。
ひどい虫刺されのような、赤い斑点がいくつもできます。
症状が痔ろうと似ており、皮膚上に膿溜まりが作られます。
痔ろうと合併することもあります。

痔と同じ症状がある

肛門癌

出血や痛み、ベタつきなど、痔と同じ症状が現れます。
初期段階では、ほとんど痛みが無いため、病院に行く頃には手遅れかもしれません。
定期的に癌検診を受けていないなら、痔かどうかを病院で診てもらいましょう。

※一般的な症状であり、体質や進行具合によって病状は変わります。そのため目安としてお考えください。

痔の治療

まとめ

お尻で起こっている問題が、痔から起こっているのか、それとも違う病気からなのかをご紹介しました。
初期段階の切れ痔やいぼ痔なら、市販薬を使うことでも回復します。

肛門付近で発症する病気は、痔も含めて放置していると手術以外では治らなくなります。
素人では、鏡越しに肛門を見ても正確な病状は判断できません。
大腸癌や肛門癌といった危険な病気もありますので、治せる内に病院で診てもらうようにしましょう。


生活に役立つ情報マガジン:注目美容・健康ワード:口コミ・体験談(膣トレ・ダイエットなど)


生活に役立つ情報マガジン

Return Top