生活雑感

抗ガン剤卒業宣言の古村比呂さんを苦しめた「リンパ浮腫」とは

抗ガン剤卒業宣言の古村比呂さんを苦しめた「リンパ浮腫」とは

最近では口腔癌(舌癌)そして食道がんの闘病中である堀ちえみさんのことが話題ですね。
堀ちえみさんと同年代の古村比呂さんもまた癌と戦っている女優の一人です。

古村比呂さんといえば21歳の時、NHK連続テレビ小説「チョッちゃん」で大ブレイクし数々のドラマに出演し人気を集めました。
けれども、2008年、布施博と離婚し3人の子を育てるシングルマザーになり、2011年、46歳で子宮頸がんを発症し子宮を全摘出し壮絶な闘病生活を送っていることで知られています。

古村比呂、現在は経過良好とのことで抗がん剤を休止していると、イベントで明かしました。病院での検査でCTでひっかからないくらいガンが小さくなって、抗がん剤を無事卒業したと語っておられました。
まだ潜んでいる可能性があるので完治ということではないものの、ひとまずほっとしたところでしょう。

がんと共に戦ってきた古村比呂さん。
彼女を苦しめたのは「子宮頚がん」ですが、その手術の後遺症として発病してしまった「リンパ浮腫」という病気についてお話してみたいと思います。

「子宮頚がん」の手術の後遺症として発病してしまった「リンパ浮腫」

古村比呂さんを苦しめた「リンパ浮腫」とは

古村比呂さんを苦しめたのは子宮頸がん
その後、再発、再再発と彼女を苦しめてきました。

気丈な古村比呂さんは、三人のお子さんを抱え、抗がん剤療法や放射線治療など、辛い治療もあったでしょう、仕事も続け一人でがんばってきました。
きっとしっかりした芯の強い女性なんでしょうね、尊敬です。

しかも古村比呂さんを苦しめたのは子宮頸がんだけではありませんでした。
その子宮頚がんの後遺症で「リンパ浮腫」をも発症してしまいます。

写真ではあっけらかんと笑っておられますが、左足がひと回り太くなっているのがお分かりいただけると思います。

古村比呂 「リンパ浮腫」をも発症

リンパ浮腫とは

私達の身体にはリンパ液が流れています。
リンパ液のながれる経路となるのがリンパ管ですが、なんらかの障害がおきこの流れが低下すると、細胞と細胞の間にリンパ液が溜まります。

リンパ浮腫

そうなるとこのリンパ液が溜まったところが浮腫み太くなっていきます。
それをリンパ浮腫といいます。

リンパ浮腫は、先天性のものを含めた原因不明の特発性リンパ浮腫、がんの外科治療や放射線治療、外傷治療などの後遺症としておこる続発性(二次性)リンパ浮腫があります。
古村比呂さんの場合は子宮頚がんの手術が原因となった続発性のリンパ浮腫です。
子宮がんの他、卵巣がん、泌尿器系のがん、乳がんなどの手術でリンパ節を切除している人に起こります。

子宮がん、卵巣がん、泌尿器系のがんでは足、乳がんの場合は腕や手が浮腫みます。

このリンパ浮腫、はじめは水分ですんでいたのが、だんだんとタンパク質や老廃物まで溜まるようになり、皮膚が硬くなる線維化が起きます。

悪化すると写真のようにパンパンに膨れた足になってしまいます。
ここまでの大きさになると、もちろん重さもあるので歩行困難になったり、脱臼の心配も起こってしまいます。

ある一定以上の年齢の方は手塚治虫の「ブラックジャック」に『象皮病』という病気が出てきたことを思い出すかたもおられるかと思います。
その象火病もリンパ浮腫の感染症として起こるといわれていますので、リンパ浮腫になるととにかく黴菌に感染しないように注意して生活しなければなりません。

実は古村比呂さんはこの象皮病になる可能性がありました。

古村比呂さんを救ったリンパ管静脈吻合術(LVA)

一度発症してしまうと完治が困難な病気であるにも関わらず、通常のリンパ浮腫の治療といえば、マッサージや圧迫療法といった対処方が主になります。

根本的に治すには『リンパ管静脈吻合術(LVA)』という手術を受けるしかありません。
LVAとは皮膚を切り開き流れの悪くなったリンパ管を静脈に縫い付ける手術で、リンパ液が静脈の流れに乗り循環しむくみが改善していくというものです。

実は古村比呂さんののリンパ管は象皮症発症の危険性があるレベル5でした。

リンパ管は皮膚の表面近くから筋肉まで至る所に存在していますが、縫合できるリンパ管は皮膚の近くのみに限られます。
古村比呂さんはLVA事前検査である蛍光リンパ管造影検査を受けましたが、リンパ管は潰れており縫合できるリンパ管は見つかりませんでした。

この手術を受けるには静脈に繋ぐリンパ管があるかどうかが条件となり、適したリンパ管が無ければ治る見込みはありません。

手術費用は70万円と高額で医師から手術断念を勧められましたが、古村は女優として出来ない仕事が多くなったため手術を受ける事を決めたのです。

この手術は5時間の間にリンパ管を探し静脈と縫合しなければならないという制限があります。

縫合可能な条件のあるリンパ管を2時間もかけて探し、諦めていたそのとき、やっとやっと縫合可能なリンパ管を4本発見できたのです!

わずか0.02ミリの細い糸を使って30分かけて手術が終わりました。なんと8時間かけての大手術でした。

古村比呂さんはその後、この手術のおかげでリンパ浮腫で悩むことはなくなったようです。

現在、リンパ浮腫に悩む人口は国内だけでも10万人を超えるといわれています。
ですが、この病気を扱っている病院が少なく、特に地方に住んでいる方は深刻な状況です。
治療には最近になってやっと保険が適応され始めましたが、まだまだ保険外のことも多く、お金のかかる病気のひとつです。

古村比呂さんはご自身でこの病気と闘っている方の情報交換サイトを立ち上げ、そんな人たちの大きな力になっています。

リンパ浮腫情報交流サイト『シエスタ』

 

古村比呂さんプロフィール

生年月日1965年11月24日(53歳)
出生地北海道江別市
血液型O型
配偶者布施博(1992年 - 2009年)

 

出典:
愛知国際病院 リンパ浮腫とは
リンパ外科への扉 リンパ浮腫の手術
古村比呂さん提案のみんなに優しい下着

乳がんを患った芸能人

Maricaさん

グラビアアイドルからセクシー女優に転向し、トップ女優として活躍。2012年に単身渡米し、海外ポルノ界に挑み、翌年には人気男性誌『ペントハウス』で日本人初の“ペントハウス・ペット”の称号を獲得するなど、世界を舞台に“ポルノスター”としての人気を確立したMarica。
そんな彼女が、乳がん罹患と両乳房全摘出という衝撃の告白をしたのは19年。

乳がんで左乳房全摘出した元SKE48の矢方美紀さん

元SKE48でタレントの矢方美紀さんが、ステージ2の乳がんを患って左乳房全摘出とリンパ節切除の手術を受けたのは2018年4月のことだ。
矢方さんががんに気づいたきっかけは、セルフチェック。乳がんに罹患(りかん)した芸能人のニュースを見て、「自分も気をつけなければ」とインターネットで方法を調べて胸を触ったところ左胸の固いしこりに気付いた。しかし、当初は病院に行くことを考えていなかったという。

さくらももこさんの命奪った「乳がん」

漫画やアニメで国民的人気の「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさん(本名非公開)=享年(53)=や、フリーアナウンサーの小林麻央さん=同(34)=ら女性有名人を襲った乳がん。国立がん研究センターによると罹患(りかん)数は日本の女性が患うがんのうちで最も多く、特に40代から急激に増える傾向にあるという。専門家は「早期発見できれば10年生存率は95%」と強調し、年に1度の定期検診を勧めている。

小林麻央さんの乳がん

歌舞伎俳優・市川海老蔵さんの妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんが進行性の乳がんを患っていることがわかりました。市川さんが6月8日に会見を開いて明らかにしたもので、市川さんは小林さんのがんの詳しい進行具合については明らかにしませんでしたが、報道陣の質問には「比較的深刻。かなり(進行の)スピードが速い」「(現状は)手術をする方向に向かって、抗がん剤治療を行っている」などと答えています。

柴門ふみ、乳がんを語る

 数々のヒット作品を生み出し、世代を超えて多くのファンを持つ、漫画家でエッセイストの柴門ふみさん。今でこそ笑って話せますが、2010年に乳がんと診断された時は「感情がジェットコースターのように揺れ動いて大変だった」と、当時をふり返ります。死の恐怖と向き合った柴門さんは、どうやってその恐怖をコントロールされたのでしょうか

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