花粉症の季節は、鼻をかみ過ぎて鼻の周りがガサガサになってしまいます。
さらに目のかゆみは我慢できず、目の周りもガサガサになってしまうのです。
今回は「かゆみは我慢できない」という人のために、少しでもガサガサ感が出ないメイク方法とスキンケアについてお話しします。
鼻のガサガサは隠そうとすればするほど悪化する
花粉症の人は常にティッシュで顔をこすりがちです。
さらにかゆみは我慢が難しいため、肌に悪いとはわかっていても、ついかいてしまいます。
こすったりかいたりしていると、肌はたちまちガサガサになるのです。
とくに鼻をかむ回数が多い人は、鼻の周りがガサガサになるだけでなく、赤くなってしまうこともあります。
鼻の周りのファンデーション
そうなると、つい濃い目のファンデーションを使って隠したくなるかもしれません。
しかし濃い目のファンデーションを顔全体に塗っても、ティッシュで鼻をかめば鼻の周囲だけはファンデーションがはがれてしまい、瞬く間に赤くなってしまうでしょう。
メイクのポイント
鼻をかむことを止めることはできません。
「鼻の周りのファンデーションは落ちる」ということを前提にしてメイクをが、ガサガサ感を出さないようにするメイクのポイントなのです。
具体的なメイク方法は、ファンデーションが落ちやすい箇所ほどファンデーションを薄く塗ることになります。
一般的に鼻の周りは毛穴が目立ちやすいため、ついファンデーションを厚塗りしたくなります。
BUT ファンデーションをパフにとったら、最初にのせる部分は頬の一番高い部分にしましょう。
パフに残った少量のファンデーションを鼻の周囲にのせてメイクは終了です。
パフは抑えるように使うのがコツ
ティッシュの摩擦によって、鼻の周囲の肌はダメージを受けています。
パフでファンデーションをこすりつけてしまうと、肌ははがれてガサガサになるのです。
パフはこするのではなく、押さえつけるように使うことが大切です。
目の周りも同じです。
目の周囲の皮膚は薄いため、鼻の周り以上にダメージを受けやすくなっています。
パフはこするのではなく、抑えるようにして使いましょう。
掻いてしまったダメージは「夜」にスキンケア
目も鼻もかゆくなってしまう季節の肌は、昼に大きなダメージを受けています。
昼に受けたダメージは、夜にしっかりとスキンケアしておきましょう。
夜は、お風呂に入って花粉もきれいに洗いながされるため、比較的かゆみはおさまるかもしれません。
鼻の周りのお手入れ
鼻の周りがガサガサするときには、コットンにたっぷりの化粧水を含ませて、パックするといいでしょう。
パックをしてしばらくすると、ガサガサしていた肌がふやけ始めます。
つい手でむいてしまいたくなりますが、強制的にむいてしまうとむきすぎてしまう可能性があります。
指でつまんでむくのではなく、洗顔の延長で洗い流す感覚でマッサージしてみるといいでしょう。
花粉症のマスクは花粉除けだけではないメリットあり
花粉症の人は、花粉を少しでも吸いこまないようにマスクが手放せません。
マスクは、スキンケアの観点からも優れものなのです。
マスクをで、外気の乾燥から肌を守ることができます。
春は風が強いため、肌の水分はどんどん奪われていくのです。
紫外線に注意
さらに春は夏以上に紫外線に注意が必要な季節でもあります。
強い紫外線は、肌の深い部分まで届き大きなダメージを与えるのです。
顔に日焼け止めクリームを塗ればいいのですが、花粉症の人はただでさえ肌がガサガサしているため、日焼け止めクリームの刺激に肌が耐えられるか心配です。
マスクをで、直射日光を遮りダメージから守ることができます。
花粉症の人は、肌ダメージが強くなってもティッシュが手放せないため、なかなかスキンケアをする機会がありません。
昼に受けたダメージを夜にケアで、つらい時期を乗り越えていきましょう。